融資などのQ&A
事業資金は借りられますか?
戸田市商工会では、毎年400件~1000件の制度融資斡旋をし、借入れの成功・不成功を見届けていますが、借り入れ成功率は70%以上です。従って、10人のお客様のうち、7人は借りられている事になります。(平成19年度)事前に申し込み資格をご相談した上で、申し込んでいただいていますが、それでも30%くらいの不成功があるというのは残念でもあります。参考のため、借入れできなかった、よくある原因を挙げておきます。
- 決算内容に問題があった。(数期にわたり連続して欠損、債務超過、借り入れ過大など)
- 過去に延滞があった。
- 謄本に記された業種と実際の業種が異なり、実際の業種に必要な営業許可を取得していなかった。
- 税金の滞納があった。
- 過去に経営していた会社が破綻しており、債務が残っていた。
- 他社の保証人になっており、その会社が延滞していた。
- 決算書と実際の財務内容に大きな食い違いがあった。
- 一人で複数の会社の代表者になっており、合算すると借入可能限度額を超えていた。
- 帳簿や取引の記録書類がなく、営業実態を把握できない状態。
なお、上記のいずれかに該当する場合でも他の状況によっては申込・借入できる事がありますので、ご相談下さい。
戸田市商工会では、戸田市・埼玉県・日本政策金融公庫のいずれも相談・斡旋をしています。お客様に最適な融資をワンストップで選ぶことが出来ます。
融資相談には何を持参すればよい?
初めてお越しになる場合、決算書(なるべく2期分、個人の場合は確定申告書・決算書又は収支内訳書。(いずれもコピーでもけっこうです)借入れがあれば、どこからいくら借りているか、わかる書類をお持ち下さい。申込む融資によって、提出書類が異なりますので、ご相談→申込む融資を決める→必要書類をご説明する、というのが通常の流れです。
どの融資を申込むか決めるのに決算内容と借入状況を知りたいからです。その他、あったほうが良い書類などを以下に挙げます。
会社案内、事業計画書、商品カタログ、経歴書など。複雑なご相談になる場合、関係する資料、複数の関係者の関係を示す説明図などをお持ちくださるとスムーズに相談できます。
リース契約の中途解約はできないのですか?
我が国のリース市場の9割以上を占めているといわれるファイナンスリースでは、一般には
(1)中途解約の禁止
(2)フル・ペイアウト
の2つの要件が含まれる賃貸借を言います。従って、ファイナンスリースではリース期間での中途で契約を解除出来ません。中小企業庁のサイトを参考にしてください。