コスト削減にも知恵が必要
〓〓〓〓〓■■■■-中小企業ネットマガジン〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ■ ■■ 編集&発行=e-中小企業庁&ネットワーク推進協議会 http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/index.html 中小企業庁/中小企業基盤整備機構 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇Vol.0327/2008.4.23◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ☆★☆★ 巻頭コラム ☆★☆★ コスト削減にも知恵が必要 ◆コスト削減は製造業にとって永遠の課題だ。ひと昔前、トヨタ自動車のトッ プが「乾いた雑巾でも、絞ればまた水が出る」と言ったことがある。「飽くな きコスト削減を追求する必要がある」ということを比喩したものだが、この精 神は未だにトヨタ自動車の全社員に生き続けている。複合材を開発するFJコ ンポジット(静岡県富士市)は今、燃料電池用のセパレーターを低コストで生 産する技術の開発に取り組んでいる。 ◆経産省の「中小ものづくり高度化法」の認定を受けた同社が、全力を挙げて 挑戦しているものだ。というのも、燃料電池は地球環境問題などから注目され、 様々な分野で導入が始まっている。そこに用いられるセパレーターは、水素と 酸素の供給を遮断するための重要部品だが、普及のネックになっている一つに、 セパレーターが燃料電池の価格を押し上げる要因になっていることが挙げられ る。無論、セットメーカーはハイテク部品として高い品質を要求する一方で、 コスト削減も要求する。 ◆メーカーが製品コストを削減する場合(1)人件費の圧縮(2)低価格材料 の調達(3)生産工程の見直し(4)量産効果の発揮(5)輸送コストなどの 経費の削減-などが考えられる。これらを総合してコスト削減するのは当然だ。 メーカーの場合、生産工程を見直すだけでもかなりコスト削減が図れる。例え ば生産ラインが1分タクトで動いている場合、この動きを6秒短縮すれば、単 純計算だと10%のコストカットになるわけだ。同社では、生産スピードを現 在の100倍にアップする努力をしており、1枚数千円と言われる燃料電池用 セパレーター価格を100円以下にする考えだ。 ◆同社は黒鉛とフェノール樹脂の複合材でセパレーターを試作した。ところが、 高温でプレス成形するため、完成品になるまでの加工時間が1枚当たり10分は かかってしまう。この時間を短縮するために、逆転の発想で冷間プレスを利用、 プレス後、一括して炉で加熱するようにした。この方法の場合、1枚当たり6 秒で完成品になる。時間だけのコストを計算すれば、高温プレスに比べ100 分の1に削減できるわけだ。 ◆産業界にはコストカッターという言葉がある。コスト削減に熱心な人達をい うが、同社は全員がコストカッターだ。単に人員削減やパート・アルバイトの 活用などにより労働コストを抑えても、真の意味でコストカッターとは言えな い。コスト削減に役立つような、知恵を出し、知恵の中から新しい技術を生み だすからこそコストカッターであり、乾いた雑巾もまだ絞れることになる。 (編集子) ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ☆★☆★今週のトピックス☆★☆★ ◆◆◆全国向け◆◆◆ 1.繊維産業を支援するための情報『SHIN-KA』、『SHIN-ZUI』 のダウンロードサービスを開始 2.平成19年度異業種交流グループ情報調査をホームページに掲載 3.ISO、Pマーク等認証取得導入無料セミナーへの参加者募集 4.平成20年度「特許出願に関する先行技術調査の支援事業」を開始 5.特許関係料金・商標関係料金の引き下げについて ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫ ◆◆◆関東地域◆◆◆ 6.中小機構虎ノ門セミナー・ビジネス塾「経営戦略実践コース」の開催 7.「ベンチャープラザ関東2008」の参加者を募集 8.MICアントレプレナーセミナー「あなたも真の起業家を目指せ!」の開催 9.国民生活金融公庫主催「第6回こくきん創業支援セミナー」の開催 10.「第10回日韓中小企業商談会」の開催 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【全国向け】 1.繊維産業を支援するための情報『SHIN-KA』、『SHIN-ZUI』 のダウンロードサービスを開始 ◆中小機構は、平成19年度情報調査事業の一環として実施された調査結果で ある標記資料のダウンロードサービスを始めました。 『SHIN-KA2008』は、繊維産地からファッション産業へとつながる クリエイションの情報発信資料です。『SHIN-ZUI 繊維製造業挑戦の 軌跡』は中小繊維製造事業者による自立事業の事例集です。詳しくは下記の URLをご覧下さい。 http://www.smrj.go.jp/keiei/seni/000476.html [問い合わせ先] 中小企業基盤整備機構 経営基盤支援部 繊維産業支援室 電話:03-5470-1589. …………………………………………………………………………………………… 2.平成19年度異業種交流グループ情報調査をホームページに掲載 ◆中小機構は、全国の異業種交流グループ数の推移や、最近の異業種交流グル ープ活動の実態をまとめた標記の調査結果をホームページに掲載しました。異 業種交流グループの名称、所在地、活動状況などをアンケ-ト調査したもので すが、異業種交流グループがベンチャー企業の創業や事業展開に果たした個別 具体的な活動実態についても調査を行い、事例集としてまとめられています。 詳しくは下記のURLをご覧下さい。 http://www.smrj.go.jp/venture/sangakukan/group/007872.html [問い合わせ先] 中小企業基盤整備機構 新事業支援部 産学官連携推進課 電話:03-5470-1534 …………………………………………………………………………………………… 3.ISO、Pマーク等認証取得導入無料セミナーへの参加者募集 ◆NPO法人ISO認証取得支援機構では、中小企業向けに、ISO9001(品質) 、ISO14001(環境)、ISO2200(食品安全)、P マークの取得などの無料セミ ナーを各地で開催します。応募方法等詳しくは下記のURLをご覧ください。 http://iso-scc.com/seminor/index.html 東京会場 5月22日(木)≪AM≫ Pマーク導入研修 ≪PM≫ ISO導入研修 大阪会場 5月19日(月)≪PM≫ ISO導入研修 6月16日(月)≪AM≫ Pマーク導入研修 ≪PM≫ ISO27001(ISMS)導入研修 名古屋会場 4月24日(木)≪AM≫ Pマーク導入研修 ≪PM≫ ISO14001導入研修 札幌会場 6月25日(水)≪AM≫ Pマーク導入研修 ≪PM≫ ISO導入研修 [問い合わせ先] NPO法人 ISO認証取得支援機構 東京本部 電話:03-6672-2267 大阪事務局 電話:06-6343-2071 …………………………………………………………………………………………… 4.平成20年度「特許出願に関する先行技術調査の支援事業」を開始 ◆特許庁では、中小企業・個人出願人からの依頼により、調査事業者が無料 (費用は特許庁が支払い)で先行技術調査を行う支援事業(平成20年度)を開 始しました。調査結果は、審査請求を行うか否かの判断(審査請求料は約20万 円程度かかります。)材料としてご活用いただける他、早期審査の事情説明書 の作成や外国出願の判断の基礎資料としても利用されています。 今年度から、事業協同組合等(農林水産関連組合を含む。)も、その構成員 が専ら中小企業・個人であれば利用可能です。平成19年度実績は5,000 件(累計11,000件)を突破しました。受付期間は、平成21年2月27 日までです。詳しくは下記URLをご覧ください。 http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/chushou/senkou_chousa.htm [問い合わせ先] 特許庁総務部普及支援課 電話:03-3581-1101(内線2145) …………………………………………………………………………………………… 5.特許関係料金・商標関係料金の引き下げについて ◆今国会で成立しました「特許法等の一部を改正する法律」が平成20年4月18 日に公布されたことに伴い、特許関係料金、商標関係料金が引き下げられることに なります。引き下げられる主な料金は、特許料、商標登録料、商標更新登録料、特 許出願料、商標出願料などで、特許料は平均12%の引き下げ、商標関係料金は平 均43%の引き下げとなます。料金改訂に関する詳しい内容につきましては、下記 URLの特許庁ホームページでご確認ください。 http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/tetuzuki/ryoukin/fy20_ryoukinkaitei.htm [問い合わせ先] 特許庁総務部総務課 電話:03-3581-1101(内線2105) ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫ 【関東地域】 6.中小機構虎ノ門セミナー・ビジネス塾「経営戦略実践コース」の開催 ◆中小機構関東支部は、標記セミナーを5月20、27の2日間(全2カリキ ュラム)中小機構セミナールーム(東京都港区)で開催します。今回の実践コ ースは、経営の第一線で活躍している方を講師として迎え、従来の経営戦略を 見直し、企業改革を短期間で達成するための「企業変革の場づくり」、そして 実行に移すための「人材の発掘・育成・評価の方法」の2つのカリキュラムで 構成します。参加は無料。定員は30名程度(1社2名限度)。2日間受講が 原則ですが、代理出席も可。申し込み締め切りは5月15日。詳しくは下記の URLをご覧下さい。 http://www.smrj.go.jp/kanto/seminar/034800.html [問い合わせ先] 中小企業基盤整備機構関東支部 経営支援部 ビジネスマッチング課 電話:03-5470-1636 …………………………………………………………………………………………… 7.「ベンチャープラザ関東2008」の参加者を募集 ◆中小機構関東支部では、7月4日に東京国際フォーラム(東京都丸の内)で 開催する「ベンチャープラザ関東2008」において自社のビジネスプランを 発表し資金調達を行いたい中小・ベンチャー企業を一般公募しています。応募 期間は5月12日まで。「ベンチャープラザ」は、革新的な新商品・新サービ スなどの提供に果敢に挑戦し、事業化・事業拡大にチャレンジする中小・ベン チャー企業と、その資金調達を支援する投資家との出会いの場(ビジネスプラ ン発表会)です。詳しくは下記のURLをご覧下さい。 http://www.smrj.go.jp/kanto/seminar/034768.html [問い合わせ先] 中小企業基盤整備機構関東支部 経営支援部 ビジネスマッチング課 電話:03-5470-1636 …………………………………………………………………………………………… 8.MICアントレプレナーセミナー「あなたも真の起業家を目指せ!」の開催 ◆中小機構MINATOインキュベーションセンターは、第36回となる標記 セミナーを5月14日に同インキュベーションセンター(東京都港区三田)で 開催します。アントレプレナーシップ(起業家精神)を育成するセミナーで、 今回、基調講演は「職員第一主義に徹する経営」(副題:職員を大事にする企 業は必ず発展する)をテーマに行います。起業に迷いが有る方・起業してもう 一歩の方は必見。成功するための勇気をお届けします。参加費は無料。定員は 15名(定員になり次第締め切り)。詳しくは下記のURLをご覧下さい。 http://www.micim.jp/entreseminar.html [問い合わせ先] 中小企業基盤整備機構 MINATOインキュベーションセンター MIC事務局 電話:03-5444-8531 …………………………………………………………………………………………… 9.国民生活金融公庫主催「第6回こくきん創業支援セミナー」の開催 ◆国民生活金融公庫(こくきん創業支援センター東京)は、5月8日(木)に、 地域の創業機運を高めることを目的に、第6回こくきん創業支援セミナーを開 催します。今回は、「3人のインキュベーションマネージャーが成功の秘訣を 伝授」と題して、日頃多くの創業予定者、創業者などを支援しているインキュ ベーションマネージャーによる、パネルディスカッションを開催する予定です。 また、パネルディスカッション終了後に交流会も予定しております。創業をお 考えの方、創業して間もない方など創業に興味をお持ちの方が対象となります。 詳細については、下記をご覧ください。 http://www.kokukin.go.jp/sinkikaigyou/center/05_tokyo/index.html [問い合わせ先] こくきん創業支援センター東京(国民生活金融公庫東京支店内) 電話:03-3553-3443 …………………………………………………………………………………………… 10.「第10回日韓中小企業商談会」の開催 ◆財団法人日韓産業技術協力財団等4機関の主催により、5月27日(火)、 会場「シュビアシーブルー」(港区赤坂2-14-5 千代田線赤坂駅より徒歩1分) にて標記商談会を開催します。 本商談会は、両国の産業技術分野の連携強化を促進していくため、産業基盤 を支える中小企業の活性化に向けた取り組みの一環として開催されるもので、 韓国の優良企業に選ばれた機械部品加工・金型製造、電気・電子の各分野の他、 3Dスキャナーソフト、環境測定器メーカー等、計10社が参加します。今回は 募集日本企業が50社ですので、ご関心のある方はお早目にお申し込み下さい。 なお、参加費は無料です。詳しくは下記URLをご覧ください。 http://www.murc.jp/shodan/k10/ [問い合わせ先] 「第10回日韓中小企業商談会」事務局 電話:03-6711-1233 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 》》》》こんにちは。中小企業庁です。《《《《 緊急時に企業の存続を図るための計画 BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)を作りましょう! ■企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合に、事業 資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を 可能とするために、平時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方 法、手段などを事前に取り決めておく計画がBCP(事業継続計画)です。 ■平成19年7月に発生した新潟県中越沖地震においても、一社の自動車部品 メーカーが被災したことによりサプライチェーンが寸断され、国内の完成社メ ーカーの多くが操業停止に追い込まれました。一方、BCPの考え方に基づい た取組をしていた事業者が速やかな復旧を遂げるなど、BCP策定の効果が実 証されています。 ■BCPを導入することは、リスクマネジメントがしっかりした企業との評価 に繋がり、企業価値を向上させます。緊急事態に遭遇したときに、取引先や地 域社会、従業員とその家族に対して何ができるかを考え、摺り合わせておくこ とが企業の信頼性を高めます。 ■特に中小企業では、事業の継続が困難になることは企業の存続に直結するこ とが多いため、BCPの策定は重要です。中小企業庁では、ホームページに「中 小企業BCP策定運用指針」(http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html) を掲載しています。本指針では、BCPの策定の手順が示されており、それを見 ながら様式を埋めていくことで自社のBCPの策定ができるようになっています。 是非一度ご覧ください。 ■また、この度、BCPの概要や必要性、その策定のポイントを簡潔にまとめ たガイドブックとして、『中小企業BCP(事業継続計画)ガイド』を作成い たしました。BCPについての理解を深めるために、「中小企業BCP策定運用 指針」と併せてご活用ください。詳しくは下記のURLをご覧ください。 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/080418bcp_gude.html ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ◎「e-中小企業ネットマガジン」に掲載されている情報については、諸事情 により内容が変更、終了しているケースもあり得ますので、必ず詳細をご確認 のうえご利用願います。 ◎本メールマガジン記載の巻頭コラムは、出典を明らかにして頂ければご自由 に引用することが可能です。ご不明な点は上記の編集局までお問い合せ下さい。 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
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